公益財団法人操風会 岡山リハビリテーション病院

病院スタッフ

サポートスタッフ

専門スタッフが入院生活を支えます

栄養管理室

入院時から退院まできめ細やかな栄養サポートを

当院では、各病棟に管理栄養士が専任で従事しています。
入院時より他職種と合同で評価を行い、栄養状態の確認や必要栄養量の算出、食事内容を調整します。

また、昼食時には管理栄養士が患者さまの食事の様子をみて喫食状況を把握し、体重変動や検査データ、リハビリの活動量などから主治医に食事の提案を積極的に行っています。その他にもカンファレンスへの参加やNST回診などさまざまな場面で患者さまの栄養状態の維持改善、ADLの向上につながるよう努めています。

より安全でおいしい食事を

患者さまの食事は病院内の厨房で決められた衛生基準に従って調理し、温冷配膳車で各病棟に届けます。また、温かみが感じられ、ご家庭での食事に近いものとなるよう食器は強化磁器を使用しています。

当院の平均在院日数は約70日で長期入院される方が多いため、しっかり飽きずに食べていただけるように、献立は13週サイクルで季節に応じたメニューや行事食、選択メニューなどを実施しています。

栄養指導の実施

食事療法の継続が望ましい患者さまには退院前や外泊前など必要に応じて栄養指導を行っています。嚥下機能が低下した患者さまには、退院後在宅でも安全に召し上がっていただけるよう咀嚼や嚥下に配慮した調理法の指導も併せて行っています。当院の嚥下食は在宅でも再現しやすい内容になっています。

また、外来患者さまへの栄養指導や通所リハビリテーションでの栄養相談など退院後もサポートしています。

歯科衛生士

楽しく食べること、話すことを目標に!!

口の中を清潔にそして機能的に保つ事は容易ではありません。毎日のハミガキや定期的な歯科受診も大事なことだとわかっていながら後回しになってしまう方が多いようです。

そのため年齢を重ねるごとに歯を失ったり虫歯が悪化してしまうことで、本来楽しいはずの人と話す・食べる・唄うことが楽しめないとの声を多く伺います。

当院では入院中だけではなく退院後の生活においても楽しく過ごしていただけるよう、口腔内アセスメント、ケア指導、物品の選択、口腔機能を回復するための歯科治療へのアシストを他職種と連携して行っています。

入院中の歯科治療はご本人だけでなく、退院後にフォローを行っていくご家族の負担軽減にも繋がります。

必要に応じてかかりつけ歯科への問い合わせ(往診治療の有無)、当院近隣歯科、訪問専門歯科へ往診治療の依頼を行っています。

退院後も継続的なケアが必要な患者さまには、病院でのケア方法を指導したり、在宅訪問が可能な歯科医院へ繋いでいくお手伝いもさせていただきます。