公益財団法人操風会 岡山リハビリテーション病院

リハビリテーション医療

リハビリを支える最新機器

ロボットリハビリテーション

歩行練習支援ロボット
ウェルウォークWW-2000

トヨタ自動車株式会社がリハビリテーション支援目的で開発した歩行練習支援ロボットです。

ロボットが麻痺した下肢をアシスト(補助)することで、安全に十分な歩行練習を行うことができます。

ウェルウォークは「もう一度、自分で歩けるように伴走してくれるロボット」です。

当院では2014年開始の共同研究(開発モデル)から参加しており、WW-2000で3代目となります。今までに多数の患者さまに利用して頂いた運用実績があります。

ウェルウォークWW-2000関連動画紹介

  • トヨタ自動車株式会社
    ウェルウォークWW-2000

  • トヨタ自動車株式会社
    ロボットリバビリの可能性

Reogo-J

帝人ファーマ株式会社が日本向けに改良したロボット機器です。

使用者が画面に表示される目標に向かって腕を動かすことを支援してくれるロボットです。

様々な種類の動きのモードを組み合わせることで、個々の麻痺の状態に合わせた上肢のリハビリが可能です。

筋肉を刺激する機器

電気刺激装置 ~目的や状態に応じて各機器を使用しています~

  • IVES+

    筋肉を動かそうとする信号を機器が読み取り、麻痺のあるところに電気刺激を与える装置です。上肢や下肢を動かそうとするタイミングで電気がアシストしてくれることで、よりスムーズな動きを繰り返すことが可能になります。

  • DRIVE

    2つの筋肉に対して同時にもしくは交互に、使用者の任意のタイミングに合わせて電気刺激が可能な装置です。目の前の物に手を伸ばす際に、肩と肘に同時に刺激を入れるなどの練習が可能です。

  • ジェントルスティム

    干渉波を利用することで、痛みや不快感を伴わず、少ない刺激で嚥下反射を誘発する神経に作用します。喉の感覚を良くすることで嚥下反射や咳反射の改善が期待できます。

振動刺激装置

PowerPlate® pro7 & pulse

振動刺激を用いることで、筋肉のこわばりを改善することや効率の良い筋力トレーニングが可能となります。

当院では患者さまの状態に合わせて振動刺激を併用したリハビリテーション治療を行います。

安全で多彩な練習環境

  • 天井走行リフト
    (部分免荷・安全懸架装置)

    天井から吊ったハーネス(安全ベスト)を身体に装着して練習することで、体重負担の軽減や安全を担保する機器です。

    天井走行リフトを用いた歩行練習により、療法士に依存しない積極的な練習が可能となります。

  • 下肢装具

    下肢装具は麻痺などで低下した足の機能を補助することで、立位や歩行を円滑にする道具です。

    当院では装具の選定のために、様々な種類と豊富なサイズの試用備品を準備しています。